②美容と健康に欠かせない最強のたんぱく質
動物性たんぱく質の最大の特徴は、体に必要なアミノ酸を豊富に、かつバランスよく含んでいるという点。
一方、植物性たんぱく質は、動物性たんぱく質と比較して必須アミノ酸は多くはありませんが、脂質が少ないという特徴があります。
脂肪の燃焼を助ける効果も高く、体脂肪の気になる人には魅力的です。
ダイエット中、ぜひ取り入れたい植物性たんぱく質の代表格が大豆と大豆製品です。脂質が少なく低カロリー、それでいてロイシンやほかの必須アミノ酸もバランスよく含まれており、筋肉の合成を助ける働きもしっかりと担ってくれるのです。
多少多めに摂ってもカロリーオーバーになる心配が少なく、ダイエット中のお腹を満たすためにも最適な食材です。
アルギニンは、非必須アミノ酸のひとつですが、体内では合成量が少なく必須アミノ酸と共に食事で積極的に摂取したい栄養素です。
主な働きは、病気への抵抗力や免疫力を高め、新陳代謝を促すなどの健康効果や、ダイエットに欠かせない脂肪を燃焼させる力を高めることが挙げられます。
また、成長ホルモンの分泌を活発にすることでも知られています。
たんぱく質は筋肉はもちろん、肌や髪、爪をつくるなど美容のためにも欠かせない栄養素です。いくら高い化粧水や高機能の美容液を使っても、肝心の肌をつくる材料となるものはたんぱく質のみです。
肌が荒れたり、髪が細くなったり、爪が割れやすくなったりなどの症状が現れたら、たんぱく質不足かもしれません。
昔は、「たんぱく質は完全にアミノ酸まで分解されないと、消化吸収されず、再合成されない」といわれた時代がありました。
現在は「ペプチド状態で速く吸収され、再合成もスムーズ」といわれています。
※ペプチドはアミノ酸が2つ以上集まったもの
また、日本人女性の約20%が貧血であるといわれています。貧血になると体中の組織で酸素不足がおこり、疲れやすくなったり、食欲がなくなったり、イライラするなどの症状が現れます。
赤血球の主要な構成物質であるヘモグロビンは、ヘム(鉄)とグロビン(たんぱく質)の複合体で、たんぱく質そのもののこと。
たんぱく質が不足すると必然的に赤血球をつくることができず、貧血になるということもあるのです。
続きますよー🎵
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